SS【冬の憩いはアラビアン・パレスで 後編】

 わんわんディですね。さて後編です。
 今回の小股劇場、テーマは”部位としての小股”です。アンドR桃さま熱望の◯◯◯えち!
 経緯というほどのアレでもないんですが、簡単にことの起こりを説明しておきますと・・・

李  「あついあついと言いながら(;´Д`)」
ソ  「ちわっす(・∀・)」
李  「じゃあよろしくね、シャーベットくん(・ω<) 」
ソ  「え、なんの話ですか(。´・ω・)?」
李  「絵はおくされさまですΣd(゚∀゚)」
ソ  「承りましたー!!щ(゚ロ゚щ) 」
六  「えっ(*゚Д゚*)」
あ  「 元気ですかーーーっ?!1、2、3ヾ(o´ω`o)ノ」
全員 「ダーーーーーッ!!!o(`・д・´)ノ」
………だったかな?←もはやうろ覚え

 そんなこんなで18禁です。しかし18歳未満の方はトップでUターンして下さっていると信じていますよ!ではみなさん二月に戻りつつ・・・(○´∀`)ノ゙イッテラッシャイ


【冬の憩いは〜前編】に頂いたコメントにお返事させていただいています。お心当たりの方は覗いてやってくださいね♪またたくさん拍手を下さっている方にも。ありがとうございます!
 鍵コメ下さったKeさま、たくさんコメント頂いて嬉しいですよ!いつもありがとうございます(^ ^)暴君はまだまだ終わらないハズですからね、まだリアルタイムと言っていいのではないでしょうか。周りに話せる人がいなくて妄想が爆発しそうで・・・多くのブロガーさん(私含め)と同じ過程です、それ(笑)そう言っていただけると、遠慮なく妄想を垂れ流せるってもんです(・∀・)スウツいいですよね。いいですよね!今回は受かろうとして面接受けていないので長髪でもなんでも関係ないわけですけど、スーツに長髪というのがまた(*´ω`*)ムフ後編もどうぞお楽しみに!
 Taさま、イエス小股祭り!(ノ^∇^)ノ゚とりあえず今回で宿題は終わりですが、またいつかあるかも?!後編は更にニマニマしていただけると嬉しいです(人´v`)*゚




 浴室はバルコニーのようになっていてかなり広く、アラビア風と言うより南国風な設えだった。もしかしたら造りものかも知れないヤシやドラセナが配置され、妙に空間の確保された洗い場の隅にはヤって下さいと言わんばかりにマットが立てかけてある。照明は暗めのオレンジ色。手すりの上部は透明なプラスチックでカバーされ、夜の闇を遮っていた。
「ああ、露天と言っても囲われているんですね、声が聞こえないように配慮かな」
 部屋側はガラス窓からベッドが丸見えだったり、所々で存在を主張するピンクアイテムに目を瞑れば、先輩と温泉宿に旅行に来たんじゃないかって錯覚できそうなほどだ。車の排気音さえしない、夜の静けさ。密やかに溢れ出た湯がせせらぎに似た余韻を生む。そこへ切れぎれに混じる女性の喘ぎ声。うーんやっぱりか。
「……聞こえてんじゃねーか!」
「ですねぇ」
 俺は女性の声がどうこう気になるわけじゃないけど、色っぽい気分になるのは確かだ。先輩が以前カナダで隣からの声にその気になったと言っていたのを思い出し、俺は急にそわそわし始めた。そっち方面のことを考え始めると、つい相手に視線が行くのも責められないと思う。夜景を見るそぶりで横目を使う。お湯は透明だけど、目の端では暗色の浴槽の底まで見通すことはできない。仄暗い水面に先輩の身体がゆらゆら、誘うように揺れる。それはやけに白く見えて……
「ちょっと先輩、お風呂にタオル入れちゃダメでしょー!マナー違反!」
 俺はこっそり見ていたのも忘れて湯面を叩いてしまった。まったくこの人ってばとんでもない。さっきだってバスローブの下にまでタオルを巻いていた。公共の場ではそんなことしない性格のくせに、警戒する相手を完全に間違えている。
「おまえしかいなくてマナーもクソもねーだろ」
 お湯をかけられた先輩は迷惑そうに顔をしかめ、反省の色はかけらもなくそっぽを向いた。
「親しき中にも礼儀ありって言うじゃあ……」
 恋人なのにとも言えずなんとか邪魔ものを取らせようと言葉を探し、しかし俺はそのタオル_____正確にはタオルから覗くある部分に釘付けになった。

おふろ○

 湯の中で重く揺らぐタオルは先輩が巻き付けた位置よりずり下がり、足の付け根から腰骨へと繋がるVラインをちらちらと覗かせている。これは、全部見えているよりエロい。隠れている部分をどうにも見たくなる。そのラインに舌を這わせ、腰骨にむしゃぶりつきたい。
「なんだよ」
 あまりにも俺が先輩の股間を凝視していたからだろう、彼は警戒するように膝を抱えて座りなおした。だけど、もう遅かった。
「センパイ、ごめん」
 ざばーっと水音をさせて立ち上がった俺を見て、先輩はぎょっとしたように身を引いた。当然だ、俺はもう臨戦態勢だった。
「ちょ、いきなり」
「ほんとそんなつもりはこれっぽっちもなかったんですけどごめんなさい!」
「っ!」
 慌てて浴槽の縁を乗り越える先輩を、俺は追っかけた。脱衣所の手前で捕まえて抱きしめる。逃げられることにショックを受けている暇なんかない。
「いいじゃないですか、先輩に付き合って大変な目にあったんだし。俺だってこれくらい、いい目見させてもらっても」
「さっきは気にしてねぇっつったくせに!」
「気を遣って言ったに決まってるでしょ」
 後ろから身体に手を這わせて首筋を舐め上げる。邪魔な服もないし、罪悪感があるとき先輩は俺を拒めない。はっきり言って余裕だ。
「絶対…ダメだって!声っ」
 先輩は必死に俺の手を押しとどめようとしている。どこの誰とも知れないカップルに聞こえたところでどうってことないのに。
「声が聞こえなけりゃいいんですね?じゃあ……」
 俺は一瞬窓から見えるベッドと髪から雫を滴らせている先輩とを見比べた。後のことを考えると今シーツを濡らしてしまうのは憚られる。
「こっち」
 脱衣所のドアの横にある、木製の小部屋に先輩を引きずるように連れて行く。目的の扉を開けた途端、熱気が顔を打った。
「は?サウナ?」
「ここならいいでしょ。寒くないし声も響かないし。ベッド濡らすのも嫌ですもんね」
 ちょっと待ってて、と先輩をサウナに押し込んで扉を閉め、俺は部屋にとって返した。バスタオルとミネラルウォーターのペットボトルを二本。旋風のように風呂場に戻ってさらにソープ類と一緒に用意されているローションを引っ掴み、小部屋に突進する。入ろうとすると目の前で扉が開いた。往生際悪く逃げ出そうとした先輩を捕まえる。それでも十秒くらいは待ってくれたのがわかるから俺はにやけて、持ってきたものを適当に放り出し、腰掛ける高さに作り付けられたベンチに先輩を押し倒した。

 まず唇を捉える。後に引けないところまで持っていけばこっちのもの。まだ知り尽くしていると言えるほど回数を許されてはいないけど、俺は研究熱心なほうで先輩の身体の弱点はかなり押さえているから。
 上顎。耳の後ろ。鎖骨の窪み。乳首はもちろん、脇腹は肋骨との境目。腰骨から辿って尾骶骨の上。太腿を撫で上げた手で膝の裏をくすぐってやれば、もう。乱雑に敷いたバスタオルをくしゃくしゃにして先輩は喘いだ。だんだん身体を下って床に膝をついた俺の目の前には、彼の最大の弱点がいまや可愛らしく俺を誘っている。こうなれば何するかなんて決まっていると思うんだ。
「あ!やめろって馬鹿!」
 前を咥えた俺の頭を押し戻そうと先輩の手は動いたけど、腰に回した手で後ろをやんわりとなぞってやると、声をあげて髪を掴んだ。
「センパイ……気持ちいい?」
「う……」
 口を離さないまま舌を使う。聞いたって返事なんかないのはいつものこと、耳に届く声と頭を締め付ける膝の震え、髪を握っては放す指が答えを教えてくれる。こっそり上目を遣って顔を見上げると、先輩は顔を背けてしまっていた。眉間に皺をよせて目を伏せ、食いしばった歯の隙間から震える息を漏らすようにして快感を堪えている。そのまま顔を見ていたかったのに、無意識だろうけど力の入った手が俺の頭を押し下げてしまったので、諦めて追い上げることに集中した。

 物置部屋みたいなサウナ室は、二人が入れば満員の狭さだ。あまり動くスペースはない。
「先輩、こっちきて」
 肩に乗っている脚を外して顔を合わせる。脱力した先輩は頬を真っ赤にしていた。頬だけじゃない、首も肩も胸も全身、熱くて蕩けてしまいそうだ。
 普段先輩は青白い、と表現されるほどであまり血色が良くない。身体すらクールな印象だ。それなのに俺が触れると、どこからともなく赤い色が表れてくる。まるで滲むように広がって、果実みたいに色っぽく熟れていく。先輩自身ですら見ることのない、その姿を独占する高揚感で俺はいつも頭の芯が溶けそうになってしまう。
「やめ……」
「やめるわけないでしょう」
 抱き起こそうとすると先輩は腕を突っ張ってみせたが、俺のほうをとろんと見る目つきに拒絶は感じられない。引き寄せた身体を半回転で膝に抱え上げる。ベンチに座った俺の腿を跨ぐように座面に踵をつかせると、先輩は嫌がって俺の肩に爪を立てた。けど後ろはローションの助けも借りて、準備万端にひくついている。
「ほら、せっかく聞こえないようにしたんだからもっと声出して。もっと」
「ん……あ、ああ、あ!」
 あんまりにも熱くて、いつもは感じられる内外の温度差がわからないほどだった。ただきつい締めつけが、俺が先輩の中に入っていることを教えてくれる。
「あつ……」
 零すように呟いた先輩に、はっとしてベンチの上を探る。放り出したままのペットボトルを探り当てると、俺はキャップを開けて先輩の口元にあてがった。
「先輩ほら……水飲んで……」
 虚ろな目がペットボトルを捉えて口を開けた。ミネラルウォーターを飲ませてやろうとボトルを傾けたが、俺の手も震えていたのがいけない。タイミングが合わなくて先輩はいきおいむせた。
「ご、ごめんね」
 慌てて背中をさすってやる。咳き込みつつも口元にやった手の隙間から先輩が水、と呟いたので、一瞬考えて俺は自分の口に水を含んだ。
「ん……」
 口移しなんて正直初めてだったけど、先輩は意外と上手に飲み込んだ。喉が鳴って、もっとと言うように唇がわななく。ふたくちめも難なく飲んで、次は失敗した。

おみずください

 唇の端をつたって滴った水は、肌に浮き出ている汗の粒を巻き込みながら流れ落ちていく。すでにぬくまったはずのミネラルウォーターなのに、先輩は冷たいものが触れたかのようにびくついて身をよじった。雫は腹に飛び散ったままの白濁に到達して混ざり合う。行方を目で追っていた俺は、ぞくぞく背筋が沸き立つのを必死でおさえて先輩の腰骨を掴むと、親指の腹でその内側をなぞった。
「先輩が悪いんですからね?小股の切れ上がったって言うのかなぁ、こんなやらしいVライン俺の前にチラチラ見せつけといて、誘ってないとか嘘ばっかり」
「なんだとこのっ……ぅん!」
 腰を引き寄せると、肩に爪が食い込んだ。その腕を首に回して欲しくて、わざとゆっくり擦りあげる。同時に指を伸ばして脇腹をくすぐるのも忘れない。鎖骨の下をきゅっと吸い上げたところで、呻き声とともに先輩の腕が俺の頭を抱きしめた。嬉しくなって動きを早める。先輩は犬みたいに浅い呼吸を繰り返しては時折小さく声を漏らす。堪らなくなって桃みたいに甘そうな耳朶をやんわり噛んでやると、塩の味がして下がきゅっと締まった。

おじぞう○

「っ、あーー……ん、んん」
「!」
 熱気のせいか一瞬意識が途切れた。気がつくと俺はぼぅっとしたまま両手で先輩の腰を掴んで押し引いていた。だけどさっきと違うのは、動かす手への抵抗が無くなっている。汗で滑りよくなった肌ももちろんだけど、俺の手に合わせて先輩の腰が、僅かだけど自主的に動いているのだ。
「………っ!」
 これ以上は我慢できない。足下からそそけだった勢いそのままに突き上げる。暑くて熱くて堪らないのに背筋がずっとぞわぞわして、どうにかしないと気が変になりそうで、八つ当たりのように先輩の弱いところばかりを狙った。
「あ、もう……!し…ぬってホント……もりながっ!」
「ヤバい俺も死にそう……!」
 なんだか視界も定まらなくて、呼吸音だけが乱雑に籠った耳の奥で響く。意識が何かを突き破るように炸裂し、そのまま暗闇に沈んでいく_____遠くのほうで先輩の声がした、と思った。



 頭がガンガンする。先輩に立て続けに殴られているみたいだ……。額に手をやろうとしたが、腕は神経が走っていないみたいに言うことを聞かない。いま自分がどうなっているのかわからずただぼんやりしていると、薄明かりを感じていた瞼の裏が、ふっと翳った。
 ひんやりとした感触が顔に触れる。続いて何かとても冷たくて甘いものが喉を滑り落ちていった。それは隅々まで染み渡ってまるで闇に身体の輪郭を浮かび上がらせるように_____
 ぱか、と目を開けると飛び込んで来たのはかたちの良い顎だった。そのまま離れていき、やがて先輩の顔が視界に収まる。先輩はペットボトルから水をひとくち含み、俺を見下ろし、目を見開いてごくんと喉を鳴らした。
「っ……気がついたならそう言えよ」
「すいません……オレ……?」
「ぶっ倒れた。脱水症状だろうな。こんなとこで救急車呼ぶはめになるかと」
 先輩は濡れている頭をがしがしと掻いて息をついた。頭を巡らすと俺は洗い場に敷いたマットの上に寝かされていて、身体にはバスタオルが掛けてあった。先輩はまたタオルを腰に巻いただけの格好で横に座り込んでいる。
「どれくらい、寝てました?」
 口を動かすのはずいぶん億劫だった。声は掠れている。
「そんな大した時間じゃない。こっちに寝かせて水ぶっかけて。したらもうほとんど気が付いたからな」
「先輩、さっき口移しで水飲ませてくれた?」
 少しずつ呂律がはっきりしてきて、多分笑顔も作れた。先輩はいつもの顔色に戻ってしまっていたけど、ぷいと横を向いたとき見えた耳にはまた赤い色が兆して微笑ましい。
「……俺だって鬼じゃねえんだよ。ほれ、もっと水飲んどけ」
「起き上がれない〜せんぱい、飲ませて?」
 甘えてみせたら眉間を拳でグリグリやられた。その手が開いて両目を覆う。ややして、唇が降ってきた。水はもうぬるくて味も普通だったけど、柔らかな唇はやはりひんやりと甘かった。

くちうつし

「後は自分で飲めよ」
 ゴンッと音を立てて蓋の開いたベットボトルを床に残し、先輩は立ち上がって行ってしまった。シャワーの音がし始める。そろそろと身体を起こすと少し目眩がした。ペットボトルに口をつけた途端思い出したように喉が渇いて、勢いよく飲み過ぎて少しむせた。息を整えて目を上げると、サウナ室の扉の横に、小さな注意書きが貼られているのが目に入った。
 ”サウナ室内での運動は危険ですのでおやめください”
 ですよね、うん。倒れたのが先輩じゃなくて良かった……。先輩は俺に迷惑かけたと思ってのことだったかもしれないけど、結局俺はおつりが返って来るほどいい思いをさせてもらった。
「最高の一日……」
 小さな声で呟いた俺はにやにや笑いを抑えられないまま、空のペットボトルを胸にもう一度マットに倒れ込んだ。




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