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生と死と兄さんのムラムラ

 暴君を一巻から通して読んだりしていますこんにちは。

 最近はお気に入りのシーン(主に肌色)だけを振り返ることが多くなっていたんですが、改めてやはり面白い!暴君サイコー!!とか脳内カーニバりながら4巻の後半、火事後のホテルでの場面について今さら考察と言うか感想と言うか、まあ雑談です。



ご訪問・拍手・コメントありがとうございます!




 この頃になるとナチュラルストイックな兄さんも森永くんに育てられ、欲求不満の意味をわかるようになってきたのかなとか単純に思ったりもあるんですが。

 昔、「人はお葬式に出るとセックスしたくなる」というのを何かで読んだ記憶があります。死を身近に感じてしまい、種の保存本能を刺激されるわけですね。

 兄さんはこのとき、森永くんが自分の人生から理不尽に奪われることだってあるということに気付き、実はかなり必死だったんじゃないかと思います。森永くんとの”ささいな触れ合い”にも我慢できないくらい。
 どうしても森永くんLOVEであることを認めたくない(笑)兄さんは、自分の欲求すらも森永くんのせいにしたいがため「なんだよ やりたいのか」になっちゃうんでしょうけどね・・・。私はあの「どうでもいいや もう 好きにしたらいいだろ」が「どうでもいいから 好きにして」に聞こえて仕方ありません。そして断られてすねる兄さん・・・かわえぇなオイww

 そしてこれが全部無意識だってのがとにかくすごい。兄さんは思春期もまだだったんじゃないかと思います。森永くんと兄さんはどちらも違う意味で青春を置き去りにしてしまったのかな。二人で取り戻せばいいな。笑って泣いて悩んで幸せになればいいな。




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